楠 本尊

樟木(楠)強めの芳香があり堅く、きめが細かい材質で彫刻しやすく巨木になること防虫効果があることより、飛鳥時代など古来から仏像の材料として多く使われています。
「楠」は、本来中国の「ダブノキ」を指すので正確には、「樟」と記述します「臭し(くすし)」がクスの語源です。
生息地は、台湾、中国、ベトナム(日本にも生息するが帰化植物とされています。

ここでいう本尊とは、各宗派の信仰の対象として最も尊重されている代表的、中心的な仏像です。以下で紹介する仏像以外にも本尊と尊重される仏像は沢山あります。また同じ宗派でも寺院によって安置されている本尊が異なる場合もあります。