白檀 本尊

 白檀(サンダルウッド)について
 インドでは「チャダン」日本では「白檀」英語では「サンダルウッド」と呼ばれています。
ビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹で原産は、インド、インドネシアと言われています。

 白檀製仏像に使われている材料の主要産出国は、インド、インドネシア、オーストラリアなどです。その他に太平洋諸島にも広く生息しているが香りが、弱く品質ともに香木としての価値が下がるとされています。
現在は、インド産である白檀の入手は、困難になり大変高価なものになっています。特にマイソール地方産は、老山白檀ともいい最も高品質とされています。また、インドネシア産の白檀も同じく入手困難になっています。
よって現在弊社の白檀製仏像は、オーストラリア産白檀が主流となっています。
 オーストラリア産白檀は、インド産白檀にくらべやや軽く、くっきりとした香りが特徴です。

 香りについて
インド産白檀>インドネシア産白檀>オーストラリア産白檀>>>太平洋諸島白檀となります。
心材は、濃い色をしていて香りも強く周辺材になるほど白くなり香りも弱くなるとされています。芳香は、樹脂分でなく精油分からとされています。
アロマオイルなどもオーストラリア産白檀を使用してるものが多いようです。

 弊社白檀製仏像の材料使用量について
仏像本体:オーストラリア産白檀100%
光背  :オーストラリア産白檀100%
台座  :オーストラリア産白檀90%(蓮華内芯、心棒(軸)、軸受け部品、は、別材の場合あり)

製作時期や製造ロットによって多少製作方法が異なる場合があります

 製品について
白檀は、部位により色の濃い木目や、黒い節などありますがこれは、白檀の特徴でもありますので品質には、問題ありませんのでご了承ください。

ここでいう本尊とは、各宗派の信仰の対象として最も尊重されている代表的、中心的な仏像です。以下で紹介する仏像以外にも本尊と尊重される仏像は沢山あります。また同じ宗派でも寺院によって安置されている本尊が異なる場合もあります。